理解

昨日、一年ぶりに髪の毛を10cm程切ってきた。
毎回「長い」「綺麗」「枝毛ない」等言われるのだけど、
そんなに黒髪ロングは絶滅寸前なのだろうか。


まぁ、髪の毛のすき方で長い髪をあまり扱わないんだなぁというのは分かりましたけど。
髪の毛濡らして、最初に櫛を入れる位置が肩くらいのところからとか、
悲鳴上げたくなった。でも美容師という髪の毛のプロに、
「毛先からやってください」と言えない小心者なので、
凄く言いたいのを我慢して見てました。
濡れた髪の毛という一番ダメージになるところで、
凄くからませて、引っ張ってたので
『どうせ毛先は切るところ、気にしない気にしない』と自分に言い聞かせました。


「髪の毛洗うの大変でしょ」と言われたのだけど、
鏡越しに見た美容師さんのアクションがどうも東京タワーな感じで、
なぜ頭の上でわざわざからませるような洗い方をせにゃならんのだろう。
「からまないようにすく感じで洗いますよ」と言ったら、
少し考えて、
「まぁ頭皮さえ洗えればいいのだものねぇ」と言われました。


そして10cmと言っているのに
「10cmじゃ大して変わらないよ、腰くらいにしかならない」と
もっと切りたいアピールをしてくるのである。
私としては、最初は7cm程度と思っていたのだけど、
それじゃぁ痛んだところあるかなぁと思い10cmと言ったわけで、
切りたいわけじゃないんだ。
痛んだところだけ切りたいんだ。

髪の毛が短い人とは考え方が違うのは分かっているつもりだけど、
髪の毛長い人は長いまま保ちたいと思っているというのを察して欲しいよね。
特に美容師なんだから。


普段お団子にしているので団子にしたときのことも考えての長さでもあったりして、
色々考えての10cmである。
自分からしてみれば10cmは結構思い切った長さなのだけど、
全く理解されない現実。
切った後はいつも寂しいんだぞ。
伸びるけど、伸びるのは時間かかるし、痛むから一年後はまた切らないとだし。
一年に何回も切りに行く人とは考え方全く違うんだからねっ。


一年に一回の辛い思いをプラスにするために、
「痛んだ毛先とさよならしてさわり心地の良い毛先になった。
自分の髪の毛を踏まない長さになった。
お団子にしたときに丁度いい長さになった。
ちょっと軽くなった気がする」等、思って……います。


話は変わって、
今日兄様が「年賀状どうなった」と言ってきました。
いつも年賀状ノータッチの兄様がどうしたのだろうと思ったのだけど、
父が騒いでいる様子がないから気になったらしい。
ここ数年、クリスマスくらいに私が苦労して父と祖母のを印刷するだけの年賀状。
年々枚数が減って、今年は30枚もないだろうと言ったら、
「ならすでに印刷されているものに一言添えるくらいで手書きでいいんじゃないか。
印刷するだけインク勿体無い」と言ってきました。
確かにそうなのだけど見栄というものもあるし、
すでに母が無地のはがき買ってきたので
今更手書きとか無理。
今年はどんな絵柄にするのかと言ってきたので、
孔明にでもしてやろうかと言ったら、
「それ理解する人限られているから。大半意味分からないからっ」と、
普通に返された。
「それじゃぁ、眼帯の人。独眼竜」
「りゅう、ね。それも限られるからっ」
「他に龍と言われても……」
「てか最初に孔明思いつく時点でおかしいだろ」
おかしいと言われても、
龍の絵を頭の中でイメージすると、
隣に蜀の文字が出てきて、
その流れで諸葛亮先生が浮かんでくるのは自然だと思うのだけどなぁ。
まぁ他に無双だと「龍とならん」とか言ってる人とか、
青龍とか言ったり武器の名前にしちゃったりしてる人とか、
「龍の妻」なんて自分の夫を人間扱いしてない人もいるけど、
諸葛亮先生=龍なのは無双関係なく普通だと思うのですよ。
三国志さえ知っていれば、理解はされる。
まぁ、そんなこと言っていてもやらないけどさ。
普通の龍の絵やって終わりですよ。


今年はいつ騒ぎ出すのやら。