私は色んなことに絶望した

ここ数週間、棚卸しの準備のために魂抜けかけの状態の日々が続いた。
正直精神力がもたなくて駄目だと思った。
なんとか持ちこたえられたのは、仕事しながら、でも頭の中で曲を永遠と流して現実逃避していたからだ。
頭の中で、ずーーーっと「When They Cry」と「クローバー」、「ありがとうのうた」を流し続け、休憩中はiPodで流し続け、、、









感情のこもっていない「あはははははは」で何回笑ったことか…………。
木曜に棚卸しが始まって、朝から体調悪くて吐きそうだったとか、今だから言えること。
あまりにも冷房効きすぎて、鳥肌立って、腕から手まで氷のように冷たくなって。。。
「僕冬眠してくる。冬になったら暖房になるだろうからそしたら起こして……ははははは」
これは決して冗談ではなく本音なので。
てか、そのせいで腹壊したしOTL
昼食に肉まん買ったら、温かくて癒されたわ。


夕方ごろには耳の後ろに違和感を感じ。
なんとか七時半には帰って。
金曜日は午前中だけだから〜って頑張って。
帰る前に一番重要なことを棚卸し責任者に聞いたら
「え? それって天山さんが考えてくれることじゃないの??」
なんてさらっと言ってくれて。
知らないよ、そんなこと。
聞いてないよ。
仕方ないので簡単に解決できる方法を考えて、エクセルで関数やらなんやら組んでプレゼントしたのだけど、
責任者さんが責任持ってやってくれると思ったら、みやびさんに振りやがった……。
みやびさん、それほどPC慣れしているわけじゃないのに……。
簡単にできるように教えたつもりだったけど、かなりテンパってたなぁ。
で、やっと逃げてきたら、夕方。。。




父が怪我して病院に運ばれたとか連絡きて。
最初、機械に手をはさんだという話だったのだけど、小指を挟まれた、に情報が修正され。
遠くの病院だったのだけど、近くの病院に運ばれ。
あたふたしつつ母と向かい。
切断じゃなく、指を残す形での手術になった。
手術するまでがまた長く。
四時過ぎにはさまれ、六時に手術する病院についたのに、手術は七時半。
その間、組織を壊さないようにということで何も処置をしてもらえなかったので、手術室入るころには父は貧血状態。
顔が真っ白で「気持ち悪い」を連発。
指切断くらいならそれほど出血ないはずなのに……と先生が困惑気味。
それでも輸血はできるだけしない形で行きますという強気な先生にすべてお任せして私と母と兄は手術後に入る予定の病室で待機。
左手の小指、第一関節と第二関節の間まで挟まれて、皮一枚でつながっている状態だとか。
切れた先は骨が完全につぶれているとか。
それで本当に治るのかよ、って思うのだけどプロが言っているのだから信じるしかない。
通常三時間、長くて五時間。
駄目だったら切断も。
そう聞かされて三時間会話で繋げてお互いを落ち着かせて。
正直、三時間で出てきたときは「あ、つながってないのかな」って思っちゃいました。
できる限りのことをしてくれたみたいで、本当に感謝。
切断されている状態の写真を見せてくれたのだけど、思いっきり骨見えてるし、爪割れてないけどその周り真っ青だし、これで本当に治るのかーーーー、と再度思ったね。
親戚の人が一人来てくれて、遠くにいる叔母が心配で様子見をお願いしたみたい。
祖母から叔母に連絡いって、叔母から親戚の人に連絡。
そこで素晴らしい伝言ゲームが!
親戚の人は叔母に指2、3本といわれたと言って、どんだけ話に尾びれ付いたんだよと笑っていたら、





母「私なんて最初腕とか聞いたんだよっ」


ってちょっと待て!
私は母が電話してるのを聞いていたけど「手」って言ってたぞ、「手」って!!
どこから腕になった!?
と笑ってしまった。
いや、怪我してる当人目の前にして笑うところじゃないんだろうけどさ。
母の天然っぷりがレベルアップしている気がするんだ。


その日は日付が変わることに帰って、でも寝たのは一時半過ぎ。
そして耳の後ろの違和感はリンパがはれているからと発覚。
疲れたまっていたからなぁ。
翌朝八時前に家を出て、入院に必要なものを持って病院へ。
でも入院なんて誰も予想もできてないことなので足りないものがたくさんあるので、私だけ病院に残り母は買出しに。
椅子に座って、気持ち良さそうにいびきかいている父を見ながらボーっと睡魔との闘い。
昼食を病院のレストランでとり、母を残して帰宅。
午後はiPodに適当に曲をつっこんで、内職やって。
途中母からメールがきたのだけど、それがまたすごいのなんの。


「タオルケツトレが、あるかおばあちゃんにきいて」


はぁ?
タオルケツトレって誰?
あるかおばあちゃんっていましたっけ?


訳「タオルケットがあるか、おばあちゃんに聞いて」


だとすぐに分かるけどさ! 送信する前に確認してっ。
ほかの人に送ったら恥ずかしいよっ。


ということで、タオルケツトレ君とiPodを渡し、土曜日は七時に帰宅。
でも疲れがたまってリンパはさらに腫れ、ばたんきゅー。
12時間寝た。


そして今日、自分の咳で起きた。
家族の中で私が一番最初に脱落しましたOTL
今日は母だけが行って、私は家で内職していたけど、この量はもう無理〜、と母と相談して出来ている物だけ納品してあとは部材として返すことに決定。
あとしばらく休むことも決定。
それだけでかなり私が救われたっ。
栄養剤飲んだりと、夜にはやっと腫れもひいてきました。


なのでチャットに参加できる〜、とチャットにきたら……


入室が金曜日一人、土曜日0とかどーゆーことよっ!
みんなそんなに一番最初に入って待つのが嫌ですかっ。
待ってりゃくんだから誰かいろよっ、根性なしどもめがっ。
ということで、僕はいろいろと絶望した。